ゆかりママの健康コラム 「第12回 腎臓病なんでもQ&A」
ゆかりです‼️
鴨池校区で、中学生・小学生・保育園生の4人の子育て奮闘中の母です‼️
今村総合病院で看護師をしています‼️
今は腎臓病療養指導士としても活動しているところです‼️
少しでも、地域の方に、情報提供ができ、力になれたらとの思いで始めます‼️
腎臓の話はもちろん、色々な医療の情報提供が出来たらと思います‼️
このコロナ禍、ストレスが溜まる事の多い日常ですが、やはり、『健康が1番』
このようなご縁があり始めさせて頂く事になました‼️
健康管理に何かしら役に立てたら光栄です‼️
ゆかりママの健康コラム
第12回 腎臓病なんでもQ&A
前回、第11回は、臨床工学技士のお話でした。
コラムを始め、腎臓病についての質問を頂く事が増えました。
腎臓病を少しでも多くの方に知って頂く事ができ、更に自分の健康診断結果を確認したり、病院へ二次健診へ行かれた方もいたりと、何かしらのきっかけに繋がっているようで、ありがたいです‼️
今日は、いくつかの質問や問い合わせがあった内容等をご紹介します。
Q 1 腎臓病を予防することはできますか?
腎臓病のリスクが増すような病気(高血圧・動脈硬化・糖尿病など)の予防や、早期治療を行うことが大事です。
腎臓病は、かなり進行してからでないと症状として現れないため、定期的に健康診断を受け、早期発見・早期治療に努めることが重要です。
Q 2 入院して『腎生検』をすると言われました。どんな検査ですか。
腎臓病の正確な診断と進行度を調べるために必要な検査『腎生検』です。
腹部エコーで腎臓の位置を確認しながら針を刺し、腎臓の組織の一部を採取し診断を確定します。
局所麻酔をした上で針を刺します。
Q 3 透析をはじめると、おしっこが出なくなると聞きました。本当ですか?
個人差はありますが、透析治療を始めても、腎臓の働きは10%程度残っているので、尿は出続けます。
しかし、腎臓の働きが低下して尿も出なくなってしまいます。
透析方法によって違いがあり、腹膜透析の方が、残っている腎機能が保たれやすく、より長い間、尿が出ると言われています。
Q 4 慢性腎臓病かどうか知りたいのですが、どうしたら分かりますか?
慢性腎臓病は、蛋白尿とGFRで診断されます。
GFRは、性別、年齢、血清クレアチン値から求められます。
職場健診や受診した医療機関の検査で尿蛋白が出ていると指摘された場合は、既に慢性腎臓病である可能性があります。
GFR値によって重症度が分かれ、病期に対応した精密検査や治療を行います。
『腎臓財団』ホームページも、是非ご覧ください‼️