ゆかりママの健康コラム 「第2回 慢性腎臓病とは?」
ゆかりです‼️
鴨池校区で、中学生・小学生・保育園生の4人の子育て奮闘中の母です‼️
今村総合病院で看護師をしています‼️
今は腎臓病療養指導士としても活動しているところです‼️
少しでも、地域の方に、情報提供ができ、力になれたらとの思いで始めます‼️
腎臓の話はもちろん、色々な医療の情報提供が出来たらと思います‼️
このコロナ禍、ストレスが溜まる事の多い日常ですが、やはり、『健康が1番』
このようなご縁があり始めさせて頂く事になました‼️
健康管理に何かしら役に立てたら光栄です‼️
ゆかりママの健康コラム
第2回 〜慢性腎臓病とは?〜
前回、第1回は、腎臓の働きについてのお話と、健康診断をお勧めしました。
今回は、慢性腎臓病のお話です。
『成人の8人に1人は、腎臓病の疑いがあります』
さまざまな原因で腎臓の働きが徐々に悪くなる病気を「慢性腎臓病(CKD)」といいます。
慢性腎臓病(CKD)とは
①腎臓の働き(GFR)が健康な人の60%未満に低下
②たんぱく尿があり、血液検査、画像診断で腎臓の異常を認める
①②どちらか、または、両方が3ヶ月以上続いている状態を表します。
(下の健康診断の結果はGFR=75.0だから今の所問題ナシ)
原因
腎臓そのものが悪くなる場合(慢性糸球体腎炎など)と、糖尿病や高血圧から腎臓が悪くなる場合があります。
糖尿病や高血圧を防ぐことで腎臓病を予防したり、その進行を遅らせたりすることが出来ますので、生活習慣病を改善することは大変重要なことなのです。
下の図は、慢性腎臓病(CKD)の危険因子
腎臓の働きが低下すると、腎臓は調子が悪くなっても自覚症状があらわれてませんが、腎臓の働きが1/3ほどまで低下すると、以下のような自覚症状があらわれることがあります。
腎臓の働きが正常の60%以下になると、心筋梗塞や脳卒中になる危険が増すと言われています。腎臓病の早期発見・早期治療は、腎臓病を守るだけではなく、腎臓病や脳卒中予防にもつながります。
したがって、定期診断などで腎臓病を検査をすることがとても重要です。